ブランドって何?やさしく学び役だてる方法【ブランド論:構築着想2】
今回もブランド構築着想についてご紹介させていただきます。
前回は顧客接点(タッチポイント)からの着想をご紹介しました。
今回は顧客ニーズからの着想についてご紹介させていただきます。
みなさまのヒントに繋がれば幸いです。
ブランド構築の着想をどこから得るか
◆顧客の動機と未対応なニーズ
顧客に動機や問題点、未対応のニーズが何かを聞いて特定する。
例えば、顧客と一緒に生活をして、ブランドを購入・使用する様子を観察することで、彼らの習慣や手順、悩みを学ぶ方法などもある。
◆好機を素早く見極めること
大きなイベントごとや、関係性などを重視し、世界的有名人とリンクして広報活動をすることも大切。
◆既存の資産の活用
シンガポール航空がシンガポールの印象に、メルセデスがドイツの印象に。ディズニーならキャラクターの有効活用。
◆顧客のスイートスポット
顧客が興味を抱いてる分野、または情熱さえ注いでるような分野において、ブランドを顧客の積極的なパートナーにさせる。
◆その他
フィールド調査
顧客経験・社員活動・創業期エピソードのストーリー
組織内全てにアイデア募集
クラウドソーシングに課題を投げてみる
競合の弱点を調べる
新しく登場した使い方や市場セグメントを調査
スモールステップPDCA など
※デビッド・アーカー:ブランド論より
まとめ
ブランド構築は短い期間ではできません。
大局観を持って、世の中を観察し、ほんの少しの変化や兆しなどにも注視することが大切です。
日頃から課題意識を持って、少しのキッカケを逃さないようにしていきましょう。
今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。