ブランドって何?やさしく学び役だてる方法【ブランド論:構築着想1】
どうやってブランド構築するか?
誰もが最初にぶち当たる大きな壁です。
ブランド構築をおこなう際の着想について、ご紹介させていただきます。
参考にしていただき、ブランドの構築にとりかかりましょう。
ブランド構築の着想をどこから得るか
画期的なアイデアを追い求めることが大切。
あらゆる場所から着想が生まれる可能性はある。
アイデアを生む手法とプロセスは多数ある。
その手法とプロセス同様に重要なのは、ブランド・ビジョンを後押しする投資を積極的に行う姿勢。
そのビジョンを実現しようという意欲、偉大なブランド構築アイデアを生み出そうという大志です。
■手法とプロセス
◆外部のロールモデル
似たような問題を見事に解決した組織を見つけ出し、彼らがしたことを取り入れる。
そのような組織を探す際は、自社と似た組織に限定しないこと。
より広い範囲から探す心構えで臨むことが大切。
イノベーションをコア・ブランド・ビジョン・エレメントとする企業には、3M、P&G、ロレアル、アップル、キャタピラーなどがある。
◆ブランド・タッチポイント(顧客接点) カスタマージャーニー
ブランド経験は、顧客関係の原点である。
快適で、期待を上回り、そのブランドにふさわしい経験でなければならない。
さらに、顧客をそのポジティブな経験を他人に話したいと思わせる必要さえある。
◆各タッチポイントに優先順位をつけ、改善していく
1、既存のタッチポイントおよびタッチポイント候補を全て見つけ出す。
組織が管理している以外のタッチポイント含む。
2、タッチポイント経験を評価する。
社内の要求水準に達していないタッチポイントはどれか。
3、各タッチポイントが顧客の意志決定と態度にどれほどの影響力を持つか割り出す。
4、優先順位をつける。
優先順位が高いタッチポイントとは顧客経験への影響度が高く、問題修正の費用対効果が高いようなタッチポイント。
5、行動計画を策定する。5W!H、改善度合いの計測方法も定める。
PDCAでまわす。
※デビッド・アーカー:ブランド論より
まとめ
ブランド構築するためには、製品やサービスだけではなく、カスタマージャニーなどの考察からイノベーションが起こることもよくあります。
再度、みなさんもタッチポイントを深堀りしても面白いと思います。
今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。