ブランドって何?やさしく学び役だてる方法【ブランド論:イノベーション】
企業や事業は常に成長するためにイノベーションを起こすチャレンジを継続していくことが大切です。
ブランディングもそのイノベーションがマストハブ(must-have)となることが望ましいです。
ブランドとイノベーションについて今回はご紹介させていただきます。
イノベーションをブランド化する
◆差別化
差別化は新しい製品・サービスで、そして既存の製品・サービスでも勝利のカギとなる。
それを購入し、その後も忠実に購入し続ける理由となる差別化ポイントがなければならない。
究極の差別化の道は、イノベーションを起こし、「マストハブ」を生み出すこと。
製品・サービス自体にイノベーションがなければ、その支援プログラムや関連プログラムのイノベーションでも良い。
◆ブランド差別化要素の種類
ブランド化特徴 独自の便益を代表するもの
アマゾン:「1クリックで今すぐ買う」
アンダーアーマー:の一部はは匂いの発生を抑え、フレッシュな状態を維持する「アーマーブロック」
ブランド化成分 製品・サービスを構成する成分をブランド化すること
インテル:「インテル入ってる」でブランド化。信頼感を増す
ソニー:デジタルカメラはカールツァイスのレンズを使用
ブランド化技術 技術面のブレイクスルーもブランド化することで差別化を生み出せる
トヨタ:プリウス ハイブリット車
ブランド化サービス
アップル:Genius Bar(ジーニアスバー)は、2001年にアップルスト1号店がオープンした時から、現在に至るまで一貫して設けられている。簡単に言えばサポートカウンターである。トラブルを抱えたMacを持ち込めば、その場で相談に乗ってくれ、マシンを検証してくれ、必要に応じて修理や交換までを実施してくれる。ジーニアス(天才)の名はダテではなく、たいていの問題なら魔法のごとく解決してくれる。
ブランド化プログラム
製品・サービスを拡大または補足するブランド化プログラムも差別化の基盤になり得る。コミュニティサイトなど
◆ブランド化することの価値
ブランドとは基本的に、三つの可能性をもたらすもの
①イノベーションを自社のものとする
②信頼性を向上させる
③中身を伝える作業を楽にする
※デビッド・アーカー:ブランド論より
まとめ
このようにブランド化するため、企業はイノベーションにチャレンジし続けることが重要です。
技術も日進月歩です。
決して立ち止まることなく、努力をされている結果が立派なブランド構築につながるということですね。
今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。