基礎から学ぶMBA イベント/ビジネスプランニング方法【まとめ編】
どうすれば、イベントやビジネスで良いプランニングをすることができるかを考えてきました。
この流れはビジネスにおいての事業計画をつくるときと同じ流れです。
困ったときにアカデミックなフレームを使うことにより、客観的に考えることができます。
熱い思いがある時こそ近視眼的になりがちです。
大局観をもって深堀りしていただければ良いイベントプランを創造することができます。
今回は今までご紹介した内容をまとめましたので、復習してみてください。
ビジネスプラン(事業計画)作成の流れ
①イベント(事業)の枠組みを考える
背景:なぜこの事業をおこなうのか
コンセプト:誰に・何を・どう提供するのか
目的(ミッション):どんな価値を大事にしてイベント(事業)を行うのか
目標(ビジョン):目指す将来像は何か
②イベント(事業)をマーケティングする
誰に:メインターゲットは誰か
何を:どんな価値を提供するか
③イベント(事業)のアイデアを出す
自分の強みを徹底的に見つめ直す
その強みを活かすためのアイデアを思いつくかぎり出し、そこから事業化出来るものを絞り出す
④イベント(事業)戦略を立てる
ビジネスモデル:利益を得るための特徴的なしくみ
販売戦略:イベント・サービスを顧客に届けるための方法
⑤収支計画を立てる
収支化の計算:売上やコストを試算し、きちんと利益が出るかを検証
資金計画:イベントを始めるに必要な金額を計算し、資金の調達方法を決める
⑥事業体制を決める
業務プロセス:企画~イベント実施までの具体的な業務の流れ
組織・人的資源管理:人的資源の考え方
⑦行動計画を立てる
事業をスタートさせるまでのスケジュールを具体的に決める
⑧計画に基づき実施する
計画通りにいかないことも多いので、余裕をもってフレキシブルに対応する
⑨イベント(事業)終了後
事業の成果を確認し、次のアクションへ繋げる
最後に
「基礎から学ぶMBA イベント/ビジネスプランニング方法」は今回が最終章にしようと思います。
また、ご質問、ご要望や何か追記したい事項などがあれば追記していければと思います。
次回以降のテーマはまだ未定です。
何か、みなさんにとって参考にしていただける内容が決まればワンポイントレッスンは続けていきたいと思います。
次回以降の新たなテーマでもお時間の許す範囲でお付き合いいただければ幸いです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。