基礎から学ぶMBA イベント/ビジネスプランニング方法【背景編】
様々なイベントに関わってきましたが、目的や目標が達成できていないことも少なくはないと思っています。
イベントだけではなく、いろいろな事業でも同じようなことが起きています。
そこで、目的達成に向けて顧客経験価値を高めることを最優先にプロジェクトを考える必要があります。
そのために、なぜこのイベントをおこなう必要があるのかを整理することが必要になってきます。
背景を理解し、理由を明確にすることにより、効果的なイベントをおこなうことができます。
とりあえず何かしないといけないからやってみるでは、何事も残念な結果になってしまいます。
なぜこのイベント(事業)をおこなうのか? 理由は何か?
代表的パターン
①問題提起
既存の製品や新製品の売上を上げたい!
例)新製品発表会、新製品キャンペーン
②社会的使命
社会的ニーズ(SDGsなど)が満たされていない部分に貢献したい!
例)社会貢献イベント 過疎地域への集客イベント(フェスなど)
③自己実現
社会に独自のアイデアやスキルを提供したい!
例)オリジナルアプリを開発イベント、新アイデア製品告知イベント
④未来ビジョン
新たな未来をつくりたい!
例)博覧会、プレスイベント(発表会)
PEST分析(外部環境分析)フィリップ・コトラー
世の中の情勢から考える
P (politics) 政治の情勢
イベントを規制する法律や政治動向など
E(Economy) 経済の状況
経済水準や所得変化など
S(Society) 社会の情勢
人口動態、価値観や習慣など
T(Technology) 技術革新の状況
イベントに影響を与える技術動向
まとめ
イベントをおこなう理由は様々です。
その理由、なぜ?おこなうのかを明確に共通認識として持っておくことがとても大切です。
このスタート地点で認識がずれてしまうと、当然、目的が達成されることはないでしょう。
なぜ?(目的)がわかれば、どうやって解決するかを、広い視野で、本当にイベントをおこなうことが良いのかを含めて考えてみましょう。
今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。