基礎から学ぶMBA イベント/ビジネスプランニング方法【マーケティング 3C編】
イベント(事業)内容を考える際、MBAの古典的フレームワークからヒントを得れることもたくさんあります。
今回はCustomer(顧客)・Company(自社・主催者)・Competitor(競合)の3方向の現状を客観的に捉える3C分析をご紹介させていただきます。
イベント(事業)を3C分析から考える
3C(顧客・自社・競合)分析 大前研一氏
市場・顧客、自社、競合のそれぞれの観点から分析・検討することで、KFS(Key Factor for Success:重要成功要因)を見いだそうとする手法
協力者(cooperator)、もしくは流通(channel)を加えて4Cと表現することもあります
■Customer 顧客
来ていただくお客は誰かを考える。
ターゲット顧客をセグメンテーションし、明確にする
■Company 自社(主催者)
自分達は何が強くて何が弱いかを客観的に把握し、競争優位性を分析する
これからどうやって差別化するかを図る
自社の資源(ヒト・モノ・カネ・情報など)には制限がある
■ Competitor 競合
敵は誰であるか、競合の明確化をする
何が強くて、何が弱いかを競争優位性の分析
これから何をやってくるかの競合他社の戦略を推測する
競合相手と同じ土俵では消耗する
例えば
競合他社と同じようなイベントをおこなっていたら、その伝えたい魅力や特性を伝える効果も少なくなります。
目的や目標を達成するための手段であるイベントのはずが、あまり意味がない残念な結果になってしまうことも多いです。
ただ、大手(トップ企業)の戦略は、あえて同じ手法を使い、フォローワーの効果も根こそぎ持っていくような手法を取る場合もあります。
まとめ
3Cを整理し、どのようなイベントが効果的におこなうことができるかを考えることが重要です。
古典的なフレームですが、マーケティングの基本ともなるフレームです。
常に頭の中で3Cの状況を整理できるぐらいの訓練をしておくことをお勧めします。
今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。