マーケティングって何?MBAからやさしく学び役だてる方法【SWOT分析編】
事業(イベント)の戦略やコンテンツを考える際、MBAの基礎的フレームワークからヒントを得れることもたくさんあります。
SWOT分析はその中でもプラン(戦略)を考える上で、とても効果的に使えるフレームワークです。是非、みなさんもお試しください。
SWOT分析
企業やプロジェクトなどの成功要因を導き出し、戦略を練るために役立つ、方向性や具体的な施策を明らかにするビジネスフレームワーク。
企業やプロジェクトなどが持つ内部環境(強み・弱み)、それを取り巻く外部環境(機会・脅威)の4つの面から評価し、分析することで戦略を見出す手法。
◆イベント(事業)コンテンツをSWOT分析から考える
例)商店街でイベントを考える場合
S強み(Strengths)、W弱み(Weaknesses)、O機会(Opportunities)、T脅威(Threats)を客観的な視点を入れ、自らではわからないこともあるので、第三者などの意見を加えて列挙し、整理します。
SWOTが整理できたら、S(強み)×O(機会)、S(強み)×T(脅威)、W(弱み)×O(機会)、W(弱み)×T(脅威)の各2つの視点から、戦略(プラン)を考えていきます。
この2つの視点から考えることをクロスSWOT分析と言います。
各クロスSWOTの案をブレストなどをおこない、プランを整理します。
一般的にはプランA→B→C→Dの優先順位で考えられます。
下記の場合、デジタル化は弱み(W)であり、機会(O)でもあるため、両方を考えることができます。
機会を活かすためにDX化を推進し、ホームページやSNSなどの活用から、リアル店舗とEC(電子商取引)の両方を強化する施策を考えます。
例えば、ロイヤリティアップを目指すファンイベントを定期的に開催していくことなどが考えられます。
まとめ
プランの優先順位はS強みとO機会から考えることがセオリーです。
見方を変えると強みであり、弱みであることもあります。その点は良く考えないといけません。
イベントや事業計画を考える際にはSWOT分析をおこない、クロスSWOTで考えていくことも重要です。
今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。