マーケティングって何?MBAからやさしく学び役だてる方法【PPM編】
今回はボストン・コンサルティング・グループ(BCG)の開発したプロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)を紹介します。
このフレームワークは企業の展開する複数の製品や事業の組み合わせと位置づけを分析し、全社レベルで最適な経営資源を判断する経営手法です。
多くのプロジェクトを推進している場合、分析して資源の配分を的確にすることに用います。
プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)
横軸に経験曲線効果に基づく相対的市場シェア、縦軸に製品ライフサイクル理論に基づく市場成長性を数値で表現する4象限のマトリクスにより、製品・事業の位置づけと組み合わせを一覧することができます。
事業間の資源再配分のロジックであり、企業の事業再編を単純化したところに価値がある。
まとめ
市場成長率と相対的市場占有率を把握することはとても難しいです。
そのため、成長率や占有率を間違うと大きな失敗につながるため、注意は必要です。
現状では市場シェア・市場成長率がともに低い事業であっても、社会貢献という観点から存在意義のある事業として撤退せずに継続すべきという判断が下される場合もあります。
このフレームでは各事業などの相乗効果などは評価できない点も注意する必要があります。
今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。