マーケティングって何?MBAからやさしく学び役だてる方法【ブランドの重要事項編】
今回はブランドについての重要な要素について考えていきたいと思います。
意外とおろそかになっている部分もあると思われます。
現在のブランドや何か進行中の施策がある場合は再度チェックしてみましょう。
ブランディングの重要事項
消費者の目から見て一貫したメッセージ・イメージが届けられることが重要
■消費者は常に、製品そのもの・広告・販促・メディア・小売店店舗・店員・コールセンター等からそのブランドに関するメッセージ・イメージを受けっとっている。
■整合的なメッセージを次々と受けると「そのブランドの世界」を自分の中でどんどん構築してゆき、そのイメージ・理解の体系は強化される。
■多少の雑音では覆らないが、入った異なるメッセージが「強い違和感」のレベルを超えると、急にそれまでの理解を根源から疑いだす。
■人間の認知構造に起因している。(脳は認知コストを節約しようとし、認知不協和を解消しようとする)
■ブランド上はクリエイティブや商品デザイン等が重要である。
瞬時に感性レベルで判断している。
■消費者接点全ての統一感が重要である。
消費者接点とは商品・パッケージ・宣伝・広報(メディアで報じられること)・小売店舗・店員・ コールセンター等(経営者発言や会社方針なども含む)
■歴史的(時間的)な一貫性も重要である。
同じメッセージ・イメージを与え続けることが重要。
◆蓄積こそブランドの本質
■飽きると情報は入ってこないので、飽きさせない目先の表現の目新しさも重要である。
まとめ
ブランドは一貫性、蓄積やクリエイティブなどがキーワードになってきます。
1,2年で出来上がるものではないため、強い信念や目的・目標を長年にわたって構築していく必要があります。
言うまでもないですが、関係者の皆さん全員がその主旨を理解していることが重要になります。
長年の努力はとても大変なので、その分、価値も上がります。
今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。