マーケティングって何?MBAからやさしく学び役だてる方法【ブランディング編】

LASER Lissajous

今回は興味がある人が多いブランディングについてご紹介させていただきます。

ブランドに関わる用語は数多くあります。

ブランディングとは?を理解していただき、ブランドに関わる他の施策とは混同しないことが重要になります。

ご存知の方々も多いとは思いますが、再度、復習してみてください。

ブランディング

企業が顧客にとって価値のあるブランドを構築するための活動

◆「ブランディングは精神的な構造を創りだすこと、消費者が意思決定を単純化できるように、製品・サービスについての知識を整理すること」(ケビン・レーン・ケラー)

◆ブランドの法的所有権は企業であっても、実際にブランドの価値は、個々の消費者の頭・心の中に所有されていることを示している。

◆ブランディングにとっての鍵は、ある製品カテゴリー内で消費者が知覚するブランド間の差異である。

◆ブランディングとは、ブランド6要素(ネーム・ロゴ・スローガン・キャラクター・ジングル・パッケージ)と、差別化されたブランド価値を結びつける連想を、消費者の頭・心の中に育んでいく活動であると定義できる。

◆ブランディングにおいて重要なことはロスの少ない効率的なコミュニケーションを全面に出すこと。ブランド要素が確定したら、活用するメディアの特性と照らして最適な要素をさらに絞り込む。

◆「ブランディング力を向上する」と「ブランド策を講じる」は同じではない。

◆ブランド力は個々の消費者あるいはステークホルダーの心の中にそのブランドが「私のお気に入り」として位置付いていること。

◆ブランド力を支えているのは故障しなかった経験、故障したときの気持ちの良い対応の経験、愛おしいデザイン、 気持ちの良い使用感、買う前のワクワクする期待感とその期待に見事に応えてくれたパフォーマンスなど個人の経験を通した信頼が一番大切。

◆イメージやアイデンティティはブランドに付随するものである

◆多くの場合ブランド力向上が目的なのに短絡的にブランドアイデンティティプロジェクトを実施するブランドアイデンティティ策やブランドコミュニケーション策のみを講じてもブランド力はあまり向上しない。

まとめ

少し内容がアカデミックになっていますが、日頃から多くの方々が聞いたことがあるブランディングについて紹介させていただきました。

大切なことは、差別化されたブランド価値を結びつける連想を、消費者の頭・心の中に育む活動という点です。

今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。