基礎から学ぶMBA イベント/ビジネスプランニング方法【コンセプト編】

Laser warp

イベントでもコンセプトがとても大切です。

コンセプトとは概念・構想・発想などの意味があります。

言い換えれば、「意図する」、もしくは「基本となる考え方」のことです。

イベントのコンセプトとは基本となる一貫した考え方です。

しかし、コンセプトがはっきりしないイベントもあります。

例えば、派手な演出などはいらないのに、作り手の好みで派手になってしまうこともあります。

その場合は逆にコンセプトがボヤけてしまい、肝心なメッセージが伝わらないため残念で仕方ありません。

イベント(事業)コンセプト

事業コンセプトは「誰に」「何を」「どうやって」が基本です

さらに「ミッション(理念)」や「魅力」を加えることで、より訴求力が高まる

誰に

 誰(ターゲット)に対してその事業を効果的に感じてもらうかを考える

「何を」

 具体的にどんな内容やサービスを提供するか考える

「どのように」

 どのようにその内容・サービスを提供するかを考える

ミッション

 その事業を通して、社会の中でどんな役割を果たせるかを考える

魅力

 なぜターゲットがその事業に価値を感じるかを考える

イベント事例

「次世代プログラマーを育成する本格ゲームプログラムイベント」

◆コンセプト

誰に: 小・中学生

何を:有名プログラマーによる育成

どのように:ゲームプログラムイベント

概要

プログラミング教室主催イベント

○○地域周辺に住む小・中学生に

有名プログラマーによる少人数制の本格的なレッスンを提供し

ゲーム・IOTなどの先進技術を身につけて欲しい保護者ニーズに応える

まとめ

コンセプトはマーケティングの能力もとても必要です。

ターゲットに対して魅力がなければ意味がありません。

そのため、ターゲットに響きそうな情報を日頃から収集することがとても大切になってきます。

時には新しい手法やコンセプトを取り入れて考えてみることも大切でしょう。

例えば地域おこしイベントでも、その地域に縁もゆかりもないコンセプトで成功している事例もたくさんあります。

今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。