ブランドって何?やさしく学び役だてる方法【ブランド論:活気と存在感】
一度ブランド構築が上手くいっても永遠にブランドイメージを継続することはできません。
綿密に計画してブランドコントロールをする必要があります。
今回はブランド・レレバンスを脅かす原因と対策をご紹介させていただきます。
※レレバンス:ある事柄に関連していること
ブランド・レレバンスを脅かす3つの要因
1)ブランドが所属するサブカテゴリー(またはカテゴリー)が縮小、または変化している
◆対応策
1.パリティを得る(同格になる)
マクドナルドはスターバックスの脅威でマックカフェや朝マックをおこなった。
2.一足飛びのイノベーション
アディダスはナイキプラスに対抗してマイコーチによって一足飛びに追い越した。
3.再ポジション(ポジショニングの変更)
L・ L・ビーンはキャンプ用品からアウトドア全般をカバーするアウトドアブランドとしてポジショニングを変更。
4.自分のことだけに集中
ジレットは電気カミソリの脅威を安全カミソリのイノベーションをおこない、戦いに勝った。
5.投資中断、または撤退
P&G食品事業から撤退。
2)何らかの「買わない理由」が急に広がった。
・マイナス点を打ち消す
・話題を変える
ウォルマート:会長自から環境プログラムのリーダー役を務め、あらゆる関係者を巻き込み成功し、回避した
3)ブランドの活気と存在感が失われつつある。
※デビッド・アーカー:ブランド論より
まとめ
ブランドの活気と存在感を保っていくことは、とても大変です。
次回はブランドに活気を与える方法をご紹介させていただきます。
今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。