ブランドって何?やさしく学び役だてる方法【ブランド論:一貫性】
ブランドとは世間や顧客が思い浮かぶイメージであり、言い方を変えると受けて側の印象です。
ブランド側は世間や顧客とのコミュニケーションをおこない、より強いイメージを構築していきます。
そのため、ブランド構築では一貫性が大切になってきます。
一貫性が勝利をもたらす
ブランドが一貫性を持つことで、効率的なポジションを築くことができ、特定のポジションを所有でき、顧客を快適にし、コスト効率も改善できる。
革新的で新鮮で現代的なブランド・ビジョンを最終目標とすべきである。
ブランド戦略家が下す判断で最も重要なものの一つは、ブランド戦略またはその遂行方法の変更である。
■変更の誘因
・現行のブランド戦略がおざなりにつくられている。目標とする顧客層、価値提案、または、利用方法が間違っている場合。
・市場の雑音を突き抜けるほどの戦略遂行ができていない。顧客の心に届いていない。戦略を実現するさせるには、もっと革新的で人を巻き込む戦略が必要。
・市場に根本的な変化が生じ、現行のブランド戦略と戦略の遂行の基盤となっていた想定がもはや通じないとき。
・事業戦略が進化したり、時には変化したりすることもある。例えば、ジレットは今は女性もターゲット
・ブランドと製品・サービスに熱意と知名度がなく、陳腐で古臭いと感じる場合。
一貫性とは、何が何でもビジョンを変えないという戦略上の頑固さとは違うし、不十分な戦略遂行にこだわって執拗に繰り返すことでもない。
ブランド戦略やその遂行を変更するには非常に現実的な根拠がある。
例えば、戦略やその遂行が弱い、もしくは機能していない、市場や事業戦略が変化している、熱意に欠けているなど。
変更の正当性はしっかり確認すべきであり、変更へのバイアスを見つけ出し、それに対抗することも必要。
早計な、または正当とされないブランド戦略変更が決定されるのを防ぐため、変更が必要であるとの証明は可能な限り客観的かつ包括的であるべき。誰かの直感に任せてはいけない。
※デビッド・アーカー:ブランド論より
まとめ
一貫性を持っておこなって行くためには、ブランド・ビジョンが目標となって推進していくことがとても大切です。
そのため、ブランド・ビジョンがとても大切だということになります。
軸がブレないようにブランド構築をおこなっていきましょう。
今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。